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2009年11月19日

新型フーガ誕生!

日産自動車は19日、高級セダンの新型「フーガ」を発売した。

新型フーガは 高い走行性能と上質感を誇り
日産を代表する「フラッグシップ(旗艦)モデル」と位置づけている。
2004年の発売以来、今回が初の全面改良。
低迷する高級車市場だが、日産は新型フーガの販売で
新車価格の80%という高率の買い取り保証制度や、
年間リースなど斬新な手法を取り入れて需要喚起を目指す。

通常の残価設定型ローンでは、買い替え期間は3年以上で
1年間に設定するのは珍しい。
買い取り価格も一般的には高くても新車の50%程度だ。
「手ごろな価格で(新型とHVの)フーガを2回買ってもらう」
というのが日産の狙い。
フーガハイブリッド投入による新型フーガの買い控えを防ぐとともに、
HV市場への本格参入を盛り上げていきたい考えだ。

公式HP→日産フーガ

フーガハイブリッドの発売予定は2010年秋

フーガ ハイブリッドのパワーユニットは、3.5L V6にモーター1基の組み合わせで、
コンパクトカー並みの燃費を目指す。
バッテリーは充電効率が高いリチウムイオンバッテリーを採用する。

フーガ ハイブリッドに搭載する、7速ATの前部に駆動用モーターと
2組のクラッチを組み込んだハイブリッドシステム。

フーガ ハイブリッドのシステムは、ホンダ「インサイト」と同じパラレルハイブリッドだ。だが
インサイトのクラッチがモーターとトランスミッション間に1組あるのに対して、
フーガはエンジンとモーター、モーターとトランスミッション間のそれぞれに2組装備している。

これは、エンジンを始動せずにモーターだけで駆動するEV走行時に、
「エンジン-モーター間」のクラッチを切り離して、エンジンを完全に停止して
空転ロスを低減するため。インサイトは「エンジン-モーター間」のクラッチがないため、
EV走行時にはバルブ休止システムを使ってポンピングロスを低減しているが、
エンジン自体は回転し続けるために摩擦などのロスが生じる。

トランスミッションは7速ATで、従来はトルコンが収まっていたスペースに、
2組のクラッチと1基のモーターを組み込んだ。
日産によれば、フーガ ハイブリッドはプリウスよりも高い速度域までEV走行が可能だという。

投稿者 kids : 2009年11月19日 18:49

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