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2005年12月12日

アルミホイールはBBS!!

商売と趣味との両方で過去 色々なアルミホイールを
装着して色んな車を走らせました!
結果、行き着いたのは ☆BBS☆
Benzには普通、チューニングブランドのホイールが多いですが
私は、やっぱり BBSです!!

BBS(ドイツ語では“ベーベーエス”と読む)の歴史は約35年前にさかのぼります。
1970年、Mr. Baumgartner(バウムガルトナー)とMr. Brant(ブラント)は
Schiltach(シルタッハ=シュバルツバルトの小さな町)で自動車部品の製造販売会社を
設立しました。“BBS”とはその二人の名前と地名の頭文字から命名されているのです。
 ドイツBBS社の最初の商品は以外にも軽合金ホイールではなく、強化プラスチック製
エアロダイナミクスでした。それは当時ヨーロッパで盛んになりつつあった
ツーリングカーチャンピオンシップ(ETC)のレーシングカーに採用されはじめ、
以来BBSはモータースポーツと深くかかわりながらレーシングカー用スリーピースホイールの
開発・製造に力を入れ、1972年にはスリーピースレーシングホイールの製造を始めました。(^ム^)

 今では当たり前になっているアルミ軽合金ホイールが日本で一般化したのは1970年代で、
それまでスチール製だったホイールがアルミ軽合金ホイールへと変化していく様は、
まさに革命的と言っていいほどの技術進歩でした。
日本BBS社の創業は1983年。この年、鍛造スリーピースホイールRSが発売されました。
RSホイールは、3ピースから2ピースへとその構造を進化させて、発売から約20年を経た今も
そのデザインは変わることなく作りつづけられ、多くのファンに指示されています。
時代を超えても変わらぬデザイン。これがBBSホイールなのです。

軽合金ホイールの製法には大別して鋳造と鍛造の2種類があります。
金属を熱して溶かし、鋳型に流し入れた後に冷却して型から外すという工程を鋳造と言います。
鋳造は、大量生産に適し一般的によく知られた金属加工方法です。これに対して
鍛造は、金属を加熱し圧力をかけ、鍛えながら目的の形にする加工法で、
日本刀は古くから鍛造で作られています。
BBSホイールの場合、ビレットと呼ばれる素材を約450℃前後に加熱しながら
1平方cmあたり4トン(4000kg)以上の圧力をかけて金型に押しつけ成形を行ないます。

 鋳造と比較して、鍛造は大量生産には向かない製法です。
しかし、鋳造では溶けた金属を金型に注入する際に空気を巻き込んだり、
冷えて固まる際に金属内部に細かい空気孔ができ、金属組織も粗く方向性のない状態に
なってしまいますが、鍛造では空気孔は全くできず組織も極めて密となり
高い強度が得られます。それらの金属組織の違いは、目で見ても確認できるほどのものです。
軽量でしかも高機能のホイールを実現するためにー
BBSが大量生産に向かず技術的に難度の高い鍛造という製法を敢えて選んだ理由が
ここにあるのどえ~す。

私のこだわりは、鍛造1ピースです。
キッズでは 正規BBSアルミホイールの取り扱いをしています。
BBSは他社のホイールより高価に感じますがクオリティーの高さからみると
絶対に安い!と思います。貴方の愛車の足元に世界の逸品・BBSどうですか?

投稿者 kids : 2005年12月12日 21:01

コメント

鍛造アルミホイ-ルの良し悪しはブランク材のクォリティによる所が大きいですね。

素材の加圧時にホイ-ルにかかる負荷の作用する方向に適したMDF(金属ながれ)を形成する事が重要です。4輪車のホイ-ルメ-カ-の中でも、この高い製造技術をもっているのはBBSをはじめ、ほんの数社ですね。

ホイ-ルウェル、ビ-トシ-ト、フランジに至るプロファイルもタイヤを知り尽くしたホイ-ルメ-カ-である事がうかがえま

タイヤの性能を充分に生かすには、やはり、クォリティのたかいホイ-ルとの組み合わせが必要ですね。

PAPAさん、良く勉強されていますね、驚きました。研究開発室に居たころを思い出しました(~_~;)

投稿者 レイラ SP : 2005年12月14日 11:42

驚かないで下さい。
勉強なんてできません ただ興味をもったらその記事を読むだけなんです
そして、しばらくしたら 忘れてしまいます(>_<)
ときどき 記憶という回路がおかしいのかと思うくらいです。。。。

投稿者 kids : 2005年12月15日 08:21

リンク貼らせてもらいました!
事後報告でスミマセン
(よかったですか?)

投稿者 はるぴょん : 2005年12月15日 16:23

「アルミの鍛造金型にも向いてます」
  次世代冷間金型用鋼SLD-MAGC。これがいまちまたの話題をさらっている次世代のSKD11。独創的な合金設計により加工コスト半減で耐久性は2倍以上。そんな材料で仕事したら仕事が1/4になる?ご心配なく。
 そこで、金型の組み付け調整にじっくり時間をかけて職人技を十分発揮いただくと、製品精度が格段に上がり、中国に負けないものづくりができます。

 車もハイブリッドカーが増えている時代なるべく負荷を与えない金型作り、製品製造にも環境対応も重要になります。さらには金型材自体の自己潤滑性で潤滑油消費量も半減できたというデータもあり以下のような受賞歴もございます。

2006年度 日刊工業新聞社 十大新製品賞 日本ブランド賞

2007年度 素形材技術表彰 経済大臣賞

日立金属工具鋼では6Fプレート状態での注文もうけたまわっております。

投稿者 玉鋼 : 2008年01月30日 02:22

玉鋼さん
専門的なコメントありがとうございます。
とても勉強になりました またのコメントをお待ちしてますのでヨロシクね! 

投稿者 kids : 2008年01月30日 08:29

 島根県の安来市にある日立金属の特殊鋼工場はあの有名な熱田神社の御神体である草薙の剣とも関係があるとかないとか聞きました。
 古代の神話が先端技術にもつながっているなんて感動してしまいます。

投稿者 名古屋コーチン : 2009年02月02日 16:33

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